本記事ではPythonの三項演算子について解説しています。
if文のおさらい
まずは、if文についておさらいしましょう。if文は与えられた条件をもとに評価し、結果が真(true)であれば、if文内の処理を実行します。また、偽(false)であれば、何も起きないまたはelse文内の処理を実行します。以下にif文についてのコードを示してあります。
if 条件: print ("true") #条件が真(true)であれば実行 else: print ("false") #条件が偽(false)であれば実行
三項演算子とは
三項演算子は条件演算子とも呼ばれ、3つの被演算子を用いることでif文を簡潔に記述することができる演算子です。以下に三項演算子のコードを示します。条件が真(true)だったとき真(true)の時の処理を実行し、偽(false)だったとき 、偽(false)の時の処理を実行します。また、三項演算子を用いて、条件に応じて値を代入することができます。
条件に応じた処理をする場合
真(true)の時の処理 if 条件式 else 偽(false)の時の処理
値を代入する場合
変数 = 真(true)の時の代入値 if 条件式 else 偽(false)の時の代入値
使用例1(条件に応じた処理をする場合)
if文を用いて記述する場合は以下のような4行の文を記述する必要が、三項演算子を用いることで、1行だけで記述することができます。
if文で記述する場合
if 10 > 5: print ("true") #true else: print ("false")
三項演算子を用いて記述する場合
print("true") if 10 > 5 else print("false") #true
使用例2(条件に応じて値を代入する場合)
条件に応じて変数に値を代入する場合も、三項演算子を用いることで献血に記述することができます。
if文で記述する場合
if 10%2==0: x = "even" else: x = "odd" print(x) #even
三項演算子を用いて記述する場合
x= "even" if 10%2==0 else "odd" print(x) #even
この記事のまとめ
本記事ではPythonの三項演算子について紹介しました。
最後に要点をまとめてみましょう。
- 三項演算子を用いることで、if文が簡潔に書ける。
pythonで三項演算子を活用しましょう!