format_list_bulleted
【Python】三項演算子について解説(Python3)
最終更新日時:2020-05-03 12:58:02



本記事ではPythonの三項演算子について解説しています。

if文のおさらい

まずは、if文についておさらいしましょう。if文は与えられた条件をもとに評価し、結果が真(true)であれば、if文内の処理を実行します。また、偽(false)であれば、何も起きないまたはelse文内の処理を実行します。以下にif文についてのコードを示してあります。

if 条件:
 print ("true")  #条件が真(true)であれば実行
else:
 print ("false") #条件が偽(false)であれば実行

三項演算子とは

三項演算子は条件演算子とも呼ばれ、3つの被演算子を用いることでif文を簡潔に記述することができる演算子です。以下に三項演算子のコードを示します。条件が真(true)だったとき真(true)の時の処理を実行し、偽(false)だったとき 、偽(false)の時の処理を実行します。また、三項演算子を用いて、条件に応じて値を代入することができます。

条件に応じた処理をする場合

(true)の時の処理 if 条件式 else(false)の時の処理

値を代入する場合

変数 =(true)の時の代入値 if 条件式 else(false)の時の代入値

使用例1(条件に応じた処理をする場合)

if文を用いて記述する場合は以下のような4行の文を記述する必要が、三項演算子を用いることで、1行だけで記述することができます。

if文で記述する場合

if 10 > 5:
 print ("true") #true
else:
 print ("false")

三項演算子を用いて記述する場合

print("true") if 10 > 5 else print("false") #true

使用例2(条件に応じて値を代入する場合)

条件に応じて変数に値を代入する場合も、三項演算子を用いることで献血に記述することができます。

if文で記述する場合

if 10%2==0:
    x = "even"
else:
    x = "odd"
print(x) #even

三項演算子を用いて記述する場合

x= "even" if 10%2==0 else "odd"
print(x) #even

この記事のまとめ

本記事ではPythonの三項演算子について紹介しました。

最後に要点をまとめてみましょう。

  • 三項演算子を用いることで、if文が簡潔に書ける。

pythonで三項演算子を活用しましょう!