データベースを用いることは多くのデータを扱うブログ型のアプリなどを作成する上で必須です。今回はSQLの一つとして人気が高いのがMySQLのWindowsOSへのインストールについて解説します。MacOSでのインストール方法を調べている方は「MySQLのインストール方法について解説(MacOS)」を参考にしてみてください。
MySQLのWindowsOSへの導入手順
MySQLをWindowsOSへ入れるためにはMySQLのインストーラーをダウンロードしてこれを使ってMySQLをインストールしたのち、MySQLモニタ(MySQLないのデータベースなどを操作するツール)をコマンドプロンプトで扱うためにPATHを通すことで便利に利用できるようになります。
- MySQLのインストーラーをダウンロードする
- インストーラーを使ってMySQLのインストールをする
- インストーラーを使ってMySQLの初期設定をする
- MySQLのPATHを通す
MySQLを導入する
それでは先ほどの手順に則りMySQLを導入していきましょう。
MySQLのインストーラーをダウンロードする
まずはMySQL公式サイトのインストーラーのダウンロードページからインストーラーをインストールします。
今回は上のmysql-installer-web-communityをインストールします。こちらはインストールしながら必要な機能を適宜ダウンロードしていくもので、下のmysql-installer-communityは一度に全ての機能をダウンロードしてからインストールするものです。つまりどっちでもいいです。容量が小さいのでmysql-installer-web-communityをインストールします。
インストーラーを使ってMySQLのインストールをする
ダウンロードができたらインストーラーを起動してインストールしていきましょう。
インストーラーを起動するとセットアップするMySQLのタイプを聞かれます。
特にこだわる点がなければDeveloper Defaultを選択します。Nextを押すと以下のパッケージをインストールしますよとの確認が来るので再びNextを押します。
するとインストールを開始することができるのでExecuteを押します。Executeが終わった項目は緑色になっていきます(あるある)。
これでインストールが完了しました。このまま初期設定に移っていきます。
インストーラーを使ってMySQLの初期設定をする
続いて構成作業に行くとのアナウンスがあるのでNextを押します。
まずはMySQLへの接続方法を聞かれるのでtcpを選択します。
一応念の為、Logging Optionsにもチェックを入れておきました。これは実行ログをどこに出力するかの設定です。チェックする必要は基本ありません。Nextを押すと認証方法を選択する画面に移ります。
推奨と書いてある上の認証方法を使いましょう。ただし、Attentionにある通り、MySQL8.0出なければいけないそうなので注意しましょう。今回は8.0.20をインストールしているので大丈夫です。
続いてrootユーザーのパスワードの設定画面に移ります。
この画面でrootユーザー以外のユーザーの追加もできるみたいですが、今回は特に用意する必要もないので無視します。
続いてMySQLサーバーの設定に移ります。
全てデフォルトで問題ないです。Nextを押すと先ほど設定しようとしたLogging Optionsの画面に移行します。
ここでエラーログが出力されるファイルの設定をすることができます。でファルとの設定のままで問題ないです。Nextを押しましょう。Advanced Optionsの設定画面が出てきますがここもデフォルトの値で問題ないです。
そして、ここまでの設定を実行する確認画面が出ますのでExecuteを押して設定を反映しましょう。
続いてMySQL Routerの設定画面が出てきますが今回は設定しないのでFinishを押しましょう。
最後にサーバーに接続します。
以下のような画面になったら、先ほど設定したrootユーザーのパスワードでrootユーザーにログインします。
Checkボタンから適切に動くかチェックできます。チェックできたらNextしましょう。
最後に初期設定の完了の確認画面が出てくるのでFinishボタンを押して初期設定を終わりましょう。
MySQLのPATHを通す
最後にMySQLのPATHを通してコマンドプロンプトからMySQLのモニター画面を呼び出せるようにします。
コントロールパネル>システムとセキュリティ>システムからシステムの詳細設定を開き、詳細設定タブの環境変数の設定を開きます。ここでC:¥ProgramFiles¥MySQL¥MySQL Shell 8.0¥bin
のパスを追加します。
これでパスの設定は完了です。
この記事のまとめ
本記事ではWindowsOSでMySQLを導入する方法について解説しました。最後に要点をまとめておきます。
- WIndowsOSへのMySQLへのインストールはインストーラーを通して行う
- MySQLへのパスを設定することでコマンドプロンプとからMySQLのモニター画面を出すことができる
皆さんもMySQLを使ってデータベース型のアプリを作ってみましょう!