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【MySQL】MySQLのインストール方法について解説(WindowsOS)
最終更新日時:2020-05-14 15:11:46



データベースを用いることは多くのデータを扱うブログ型のアプリなどを作成する上で必須です。今回はSQLの一つとして人気が高いのがMySQLのWindowsOSへのインストールについて解説します。MacOSでのインストール方法を調べている方は「MySQLのインストール方法について解説(MacOS)」を参考にしてみてください。

MySQLのWindowsOSへの導入手順

MySQLをWindowsOSへ入れるためにはMySQLのインストーラーをダウンロードしてこれを使ってMySQLをインストールしたのち、MySQLモニタ(MySQLないのデータベースなどを操作するツール)をコマンドプロンプトで扱うためにPATHを通すことで便利に利用できるようになります。

  1. MySQLのインストーラーをダウンロードする
  2. インストーラーを使ってMySQLのインストールをする
  3. インストーラーを使ってMySQLの初期設定をする
  4. MySQLのPATHを通す

MySQLを導入する

それでは先ほどの手順に則りMySQLを導入していきましょう。

MySQLのインストーラーをダウンロードする

まずはMySQL公式サイトのインストーラーのダウンロードページからインストーラーをインストールします。

インストーラーのダウンロード画面

今回は上のmysql-installer-web-communityをインストールします。こちらはインストールしながら必要な機能を適宜ダウンロードしていくもので、下のmysql-installer-communityは一度に全ての機能をダウンロードしてからインストールするものです。つまりどっちでもいいです。容量が小さいのでmysql-installer-web-communityをインストールします。

インストーラーを使ってMySQLのインストールをする

ダウンロードができたらインストーラーを起動してインストールしていきましょう。

インストーラーを起動するとセットアップするMySQLのタイプを聞かれます。

セットアップタイプの選択画面

特にこだわる点がなければDeveloper Defaultを選択します。Nextを押すと以下のパッケージをインストールしますよとの確認が来るので再びNextを押します。

パッケージの確認画面

するとインストールを開始することができるのでExecuteを押します。Executeが終わった項目は緑色になっていきます(あるある)。

インストール画面 インストール画面

これでインストールが完了しました。このまま初期設定に移っていきます。

インストーラーを使ってMySQLの初期設定をする

続いて構成作業に行くとのアナウンスがあるのでNextを押します。

構成作業の移行へのアナウンス

まずはMySQLへの接続方法を聞かれるのでtcpを選択します。

MySQLへの接続方法設定画面

一応念の為、Logging Optionsにもチェックを入れておきました。これは実行ログをどこに出力するかの設定です。チェックする必要は基本ありません。Nextを押すと認証方法を選択する画面に移ります。

認証方法の選択画面

推奨と書いてある上の認証方法を使いましょう。ただし、Attentionにある通り、MySQL8.0出なければいけないそうなので注意しましょう。今回は8.0.20をインストールしているので大丈夫です。

続いてrootユーザーのパスワードの設定画面に移ります。

rootユーザーのパスワード設定画面

この画面でrootユーザー以外のユーザーの追加もできるみたいですが、今回は特に用意する必要もないので無視します。

続いてMySQLサーバーの設定に移ります。

MySQLサーバーの設定

全てデフォルトで問題ないです。Nextを押すと先ほど設定しようとしたLogging Optionsの画面に移行します。

Logging Optionsの画面

ここでエラーログが出力されるファイルの設定をすることができます。でファルとの設定のままで問題ないです。Nextを押しましょう。Advanced Optionsの設定画面が出てきますがここもデフォルトの値で問題ないです。

アドバンスドオプションの設定画面

そして、ここまでの設定を実行する確認画面が出ますのでExecuteを押して設定を反映しましょう。

設定の反映確認画面

続いてMySQL Routerの設定画面が出てきますが今回は設定しないのでFinishを押しましょう。

MySQL Routerの設定画面 MySQL Routerの設定画面

最後にサーバーに接続します。

サンプルの接続

以下のような画面になったら、先ほど設定したrootユーザーのパスワードでrootユーザーにログインします。

ルートユーザーでのログイン

Checkボタンから適切に動くかチェックできます。チェックできたらNextしましょう。

最後に初期設定の完了の確認画面が出てくるのでFinishボタンを押して初期設定を終わりましょう。

 

MySQLのPATHを通す

最後にMySQLのPATHを通してコマンドプロンプトからMySQLのモニター画面を呼び出せるようにします。

コントロールパネル>システムとセキュリティ>システムからシステムの詳細設定を開き、詳細設定タブの環境変数の設定を開きます。ここでC:¥ProgramFiles¥MySQL¥MySQL Shell 8.0¥binのパスを追加します。

環境変数の設定画面

これでパスの設定は完了です。

この記事のまとめ

本記事ではWindowsOSでMySQLを導入する方法について解説しました。最後に要点をまとめておきます。

  • WIndowsOSへのMySQLへのインストールはインストーラーを通して行う
  • MySQLへのパスを設定することでコマンドプロンプとからMySQLのモニター画面を出すことができる

皆さんもMySQLを使ってデータベース型のアプリを作ってみましょう!