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【Python】range関数の使い方について解説(Python3)
最終更新日時:2022-06-01 13:16:00



Python3でfor文などを扱う際に、一定間隔で並ぶ数字をまとめて扱いたいときがあると思います。そのような場合に用いることができるのがrange関数です。

rangeとは

rangeは一定の間隔で並ぶ整数のlistを自動で生成する構文です。例えば次のようなlistを生成できます。

[1,2,3,4,5]
[1,3,5,7,9]

rangeを使うことでfor文での繰り返しのオブジェクトを簡潔に記述できます。Pythonでのfor文やlistの使い方については他の記事で解説しています。

Pythonでのlistの使い方(Python3)

rangeの作成方法

rangeの作成方法は主に3つの方法があります。カッコの中には整数値が入ります。

#0以上n未満の整数(間隔1)
range(n)
#n以上m未満の整数(間隔1)
range(n,m)
#n以上m未満の整数(間隔l)
range(n,m,l)

range(n)はrange(0,n)と等価になります。

rangeの使用例

上に示した3つのrangeを使ってfor文を記述した例を次に示します。

print("1つめのrange")
for i in range(5):
    print(i)
print("2つめのrange")
for j in range(3,5):
    print(j)
print("3つめのrange")
for k in range(0,15,5):
    print(k)

実行結果

1つめのrange
0
1
2
3
4
2つめのrange
3
4
3つめのrange
0
5
10

3つめのrangeについては0以上15未満であるため、出力に15が含まれないことに注意してください。

この記事のまとめ

今回は一定の間隔で並ぶ数値を扱うrangeについて説明しました。最後に要点をまとめます。

  • range(n)で0以上n未満の整数
  • range(n,m)でn以上m未満の整数
  • range(n,m,l)で間隔lでn以上m未満の整数

Python3のrangeを是非使ってみてください。